氣功と初回効果

氣功を長年続けると、体内に眠る自然治癒能力が活発になって、どんな治療を受けても他の一般の方よりも効果が出て、病いや怪我の治る速度が早くなる。私はその経験を何度もしている。治療というものは身体の自然治癒能力を引き出す刺激を指すというのが東洋医学の一般的な定義である。先述の氣功で活発になった自然治癒能力を持った氣功家はある治療を受けて、治ろうとする場合、一回目の治療、どんな初めての治療でもその初回効果は、驚くほど、大きく、奇蹟的なものになる。病氣や怪我が治癒するに初回から大きく前進する。私の例を挙げよう。嘘や誇張は絶対にないことをことわって置く。私の大骨折で両方の肩は拘縮が進み、左肩のみならず、右肩も拘縮がひどく、動かすことも出来無かった。日本に帰国後にテレビを見ていた時に水素水の宣伝を見て、これは私には効果があるのではないかと思い、注文して飲んで見たところ、コップに一杯飲んだ翌朝、起きて何時ものように肩をさすったり、動かしたところ、痛みは少なく、これはと思い、チョット肩を回したけども痛み無く、クルクルと回したら何ともないので大きくグルグル回しても平気なので、ゴリゴリ音がしたが痛みが全くないのでそのまま回し続けて、右肩の拘縮は治ったのである。道場生に、ほらほら、と自慢して見てもらった。全員ビックリしていた。今は骨折側の左肩をクルクル回し始めている状態で二、三年全く動かなかった左肩はついに完璧ではないにせよ、現在では、回り始めている。ぎこちない回り方ではあるが、全然動かなかった左肩が動き始めたところである。左腕は短くなって、手の巧緻性も失われている。リハビリの真っ最中である。心配はしていない。動かなかった左肩が動き始めて氣が通流ようになったら、もっと左腕の回復が早くなるのを、私は知っているからだ。手首は硬く指は物をうまく掴めない。今年中には手首はもっと、ずっと柔らかくなって、手のひらをついてもかなりピタリとつけるようになるであろう。このように初回効果は劇的なものとなるのである。来月からは、指圧に通おうと思っている。また、どんな初回効果があるのかと思うと、ワクワクして、待ちどうしくて、しょうがない。