カネの不祥事

昔も今も、社会の中で問題不祥事を起こす原因は、モノカネオンナと相場は決まっているが、圧倒的にカネの不祥事が多いだろう。私の経験でも、大学時代の寮の会計係りのカネの持ち逃げ、日本の政治家もカネとオンナで政治生命を絶たれている。カネは自分の夢を叶える所へ連れて行ってくれるクルマのようなものである。自分がハンドル出来る以上のカネを欲しがって、無理な方法を実行する時に問題不祥事が起こるようである。あの持ち逃げした全共闘の寮の会計はガールフレンドと遊ぶカネ欲しさで不祥事を起こした。尤氏意拳の大先生も供出させたカネを持って逃げ回っている。おそらく全て使い果たしただろう。自分が返せる範囲内のカネなら問題はないだろうに。返済意思のない借金と私的目的の寄付金集めなら、法律の専門家でない私でもその行為は犯罪であることはすぐ分かる。己れが最低限生きる為のカネは贅沢しなければ、そんなにかかる訳が無い。それ以上のモノことを欲しがる我欲があるのでこんな不祥事を起こしてしまう。瞑想を教えるレベルに自分はあると自称するなら、瞑想の極を体験しているならば、カネ、モノへの執着心は自制出来る筈である。そして、社会人ならば、不祥事のケジメはつけないといけない。あの強欲な政治家でも辞職で政治生命を絶ってケジメをつけるのである。総額一千万円のカネの不祥事を起こした尤氏意拳宗家創始総師範は返済もなく、ケジメもつけていない。私の知る限り、寄付を信じてなけなしの貯金を渡した後に、今困っている道場生がいる。何としてもカネを回収してそのカネを返してあげたい。尤氏意拳の大先生は私より若く、身体は人並み以上の体格でどんなチカラ仕事も出来る筈であるが、働こう、返済しようとの考えも無いらしい。このまま何もせずに

ほおかむりして、うやむやにしてしまおうという作戦らしい。このケジメをつけられない瞑想の大先生は浅草で瞑想を教えていると聞いた。このケジメをつけられないエネルギーは瞑想の参加者にどんな影響を与えるのであろう?せめて氣の狂う者が出ないことを祈るばかりである。