正想について

このブログ記事の正想が三つの身体を健康体に戻す方法の三番目である。前回も言ったが、どれかひとつだけでも劇的に回復することもあるし、正食正体正想の全てが必要な場合もある。とにかく、歪みを正すことが重要だ。この想は想念の想だが、人は生まれて、さまざまなストレスを受けて成長する。時には脳に傷を受けるような大きなストレスが、トラウマになることがある。ほとんど全ての人間が心理的なトラウマがあると言って過言ではない。尤氏長寿養生功密教の影響を受ける瞑想は長く修行するとトラウマによって傷ついた脳をパッチワークしてくれるのである。怒り、悲しみ、後悔などの人生に起こった出来事で傷ついた心を癒してくれる。瞑想時には涙が流れ出る時もある。長年の修行のうちにそんな経験を積むと、いつの間にか、怒り、悲しみ、後悔も消え去り、ついに感情を排して、瞑想出来るようになり、遂に、至福に時が訪れる。この時の喜びは、何とも言えない安らぎを覚えて、その場所にいつまでも瞑想のままに居たくなる。その時は脳内にドーパミンオキシトシンやベータエンドルフィンなどの脳内ホルモンが大量に出て、脳の傷を癒すのである。ドーパミンオキシトシンは人間を幸せにしてくれるホルモンとしてあまりに有名である。歪みが有ろうが無かろうが、瞑想を日課として行なうことは、利益をもたらして、健康体になり、心理的に落ち着き、いつも物事の判断を誤らず、毎日を幸せに過ごせるのである。

良いことづくめなのである。尤氏長寿養生功では瞑想の他にジャンプの激しい

訓練もある。筋肉を鍛えて、心、精神も一緒に鍛える心身一如の画期的な修行法なのである。私は三十年以上修行して、今日本に戻り住んで、幸せな毎日を送っている。贅沢することはない。しかし、少ないお金の中で、精一杯人生を謳歌して楽しんでいる。何をしても、何を見ても、何を食べても、楽しく、嬉しい。

自然と笑みがこぼれる。そして、何より氣功の仲間がいる。その仲間も、ありがたいことに一人ずつ増えて来ている。私は欲張りだ。もっと、もっと幸せになりたい。修行により専念してもっと幸せになって、残りの人生を謳歌したい。