オンマニベメフム、オーミートーフー

師母は、毎日、唄うようにして chanting  をしていた。仏教徒なのだ。日本人には聞き慣れないオンマニベメフムはサンスクリットチベット語か分からない。六字真言と言って日常生活のあらゆるところで、唱えられる真言の音律言葉で浄化するさせるチカラがあるとされている。昔のオーム真理教の幹部がこの六字真言を私に唱えたけども、日本人の発音のせいか、師母のものとは違って聞こえた。師母は魂の浄化覚醒を望む純粋な心で真言を唱え、東大出身のオームの信者は殺人をも厭わない心で真言を唱える。どちらの願いが叶えられることか、言うを待たない。ところで、オーミートーフーは、阿弥陀仏の中国語の発音声である。南無阿弥陀仏と云うことである。こんな風に私は仏教にも守られて、

武術氣功の修練を行なっていたのだなと

今思うと感慨深い。