人間の資質
政治の世界では、全く資質の無い者でも大臣になれる。アメリカで同じことが起きたら、大変な結果になるだろう。
日本は平和な国だ。大臣がおバカでもなかなかクビにならない。我が武術界も同じことが起きている。おバカでも資質の無い者でも、宗家創始総師範と自分で名乗り、
ワザを許可を与えた者にしか公開しない。だから、師母から特別に習った、と自称する秘技秘術を私が見たくても、見る事は
出来ない。なぜ隠す必要があるのか?
私に見られたら、マズイのだろう。
資質の無い者は大臣であれ、武術家であれ、人の上に立つことは出来ない。
資質とはその重職を担えるだけの豊富な知識と経験を持ち備え、その職に耐え得る十分な資格のことであろう。自分の失言の責任を問われると、オーム返しの答弁に終始するこの国の大臣達は面の皮
厚く臆面も無く図々しく、恥が無い。
かの宗家創始総師範と自分自身をそう呼ぶ武術家の大先生も、私がこの一月より
正体を暴き、事の真実を明かして来て、ソロソロ半年が経とうというのに、沈黙を守ったままである。供出させたカネと
私の名前を使って、九百万の借金をしたカネの総額は一千五百万円に登り、その全額を道場生に返してあげたい。その全額は全て、使い込んでしまったかもしれない。が、そんなことはどうでも良い。武術家の資質としては、一旦、供出させた、寄付したに関わらず、
先ず、一度は返すべきカネである。自分の名前で借金しなくても、借用書に自分の署名をしたならば、返済すべきであろう。資質がない者が、私の代理で、道場の責任を負い、道場生と口約束でも寄付を自分から願い出たら、寝ないでも、
働いて返すべきではないか?ましてや
自分で自分を宗家創始総師範と名乗るのであれば、なおさらであろう!
こんな前代未聞の不祥事が政治の世界で起きたら、どうなるのだろうか?
これだけではない。もう一つ、
私から習った、師母から習ったと言って、ずうずうしくも、自分の新流派を
堂々と打ち立てているが、その中身は日本拳法である。なんでもかんでも、パッチワークの寄せ集めで、その芸のなさと卑しさを晒して、
昔の拳法仲間を集めて
団体を結成して傷口を舐めあうように、
自己満足の殴り合いを呈して、ホンモノの武術であると自称している。私からすれば、鼻くそのようなものだが、本人達は真剣だ。資質とは、もう一回言うが、
豊富な知識と裏づけされた経験、そして
その重職、重責に耐え得る十分な資格
のことである。元師匠にこれだけバカにされる者が、この尤氏長寿養生功の
流れをくむことはない。一刻も早く、
解散されるべきシロモノである。
師母も私もこの宗家創始総師範と自称する者に尤氏長寿養生功を受け継ぐ技術は
何も教えてはいない。自分で自分を
称賛して世間を誤魔化しているのである。私には呆れて口が塞がらない話しだ。