ブルースリーの住んだ町

私が住んだことのある黒い肌の黒人の町と先回

言ったが、その町とは、あのブルースリーも住んだこともある、オークランドである。サンフランシスコの対岸にある港町である。中華料理が美味しいチャイナタウンがあり、氣功を習い始める前に住んで、良く美味しい中華を食べに行ったものである。ブルースリーはこのチャイナタウンに道場を構えてケンカも良くやっていたと聞いた。殺人事件全米一位 だった時もあり、外目には怖ろしいが、 

住めば都で、なかなか味のある、物価も安い町でこちらが構えなければ、みんな

フレンドリーで優しかった。気候も温暖で、良い町であった。私は当時一銭も身につけてないので、盗られるものなど何もないとして、隣の町からオークランドの自宅まで、夜の二時の深夜に下駄を履いて、歩いて帰ったことがある。ピストルでも突きつけられるかと心配もせずにカラコロと下駄の音を立てて二時間ほどかけて帰宅した。当時の家賃は家具付で75ドルだった。格安の値段であった。対岸の

サンマテオに移って、数十年後、私の妻を連れて、深夜、お腹が空くと一緒に昔行きつけの中華飯店に行って、ダックラーメンを良く食べたものである。私の妻は私の紹介する中華飯店を大変お気に入りだった。このサンフランシスコ近辺は、特にチャイナタウンの中華はレベルが高く、どこで食べても美味しい。

私は中華料理を注文するのが得意で、

頼む品を食べる者はみんな美味しいと言う。今では高くなったが、当時、

 

中華は安かった。氣功の練習を中華は支えてくれて、身体を大きくしてくれた。

 

あの過酷なジャンプを支えてくれたのである。懐かしい。