氣功の威力其の二

もう一例紹介しよう。ある日、新患から連絡があり、歩くことが好きで、毎日

歩いていたが、急に歩けなくなって、病院に行って、頭のてっぺんからつま先

までチェックしたが、どこも異常無く、

原因が分からないので治療は出来ないと言われて医者から見放されたと言う。

西洋医学では、診断して病名がつけられないと治療は出来ないと言われたと

言うのだ。私は病名はなんであれ、

東洋医学鍼灸の分野では氣の流れが

悪くなって、身体に異常が起こるということで、鍼を打って、氣の流れを良く

するのが東洋医学の治療になることを

説明して膝下の足三里のツボに鍼を打って様子を見た。二十分後、動かなかった

足首、親指が動き始めて、初回治療で、動かなかった足は動き、帰りは、びっこ

もひかずにスタスタと歩いて帰って

しまった。先生、何が原因だと思いますか?と聞くので、氣の流れが悪くなっていたようです。氣が流れたので、歩けるようになったのです。と言って、筋肉を

つけないといけない、海の近くに自宅が

あるので、海岸の砂浜を裸足で毎日

歩くように指導して、この患者は六回

の治療で完治したのであった。

西洋医学では原因が分からず、見放されても、東洋医学では氣の治療で対処

できる。氣が流れなくなって、病気

になると難病となって、あちこちの病院を転々としている患者もまだ東洋医学にチャンスはある。諦めずに鍼灸や漢方、氣功に活路を見出して、病気難病と闘う気迫と

東洋医学の知識習得が必要である。