男の嫉妬

私が極貧の家に生まれたプライベートな

事は既に言った。私には嫉妬、やっかみを向けられるものは何もない。が、良く子供のころから嫉妬された。高校に入っても大学でもアメリカに行っても、嫉妬はつきまとった。良く考えたけども、理由がわからない。全て男の嫉妬だった。尤氏長寿養生功を修める時も通氣を頂いた時も、日本で道場を開いた時も、特に私がテレビに紹介された後は他の氣功関係者そして私が一時期教えた尤氏意拳の神田真澄こと姜吉隆は私の言うことすること全てに嫉妬していたらしい。男の嫉妬は陰険で汚くて見苦しい。私の大学の武道の先生も何故かしらないが嫉妬した。私には

嫉妬されるものは何もない。唯一、ハッキリ分かった時は私の妻とサンフランシスコで外食に出かけた時に隣に座った男が私と妻の顔をマジマジと見て、犯罪だよなぁ、と大声で言ったときだけは何故か分かった。妻は見た目が若く見える。氣功を本格的に訓練して、日常生活も自制して、若く見えたのであった。私はヒゲを生やしておじいちゃんに見えたのである。嫉妬の理由が分かった時はこの時だけだ。