麻薬の密売人と言われた

男の嫉妬の第二話である。バカバカしい嘘と嫉妬が生んだ話である。私の通氣の後に、道場に日本から来た自称ジャーナリストが私に嫉妬する者と結託して作った話を聞かせよう。呆れたストーリーである。私の友人がその頃メキシコのバハカリフォルニアの先端の避暑地で働いていた。修練でstressを受けた私はその避暑地を何遍も訪れた。ヘミングウェイの小説「海と老人」に出て来るカジキマグロがたくさん生息して釣りが盛んな所である。クジラも回遊する。このバカな自称日本人ジャーナリストはよりによって、私が麻薬の売人であると噂を流して、私を貶めようとした。私を快く思わない同輩道場生とグルになって、

そんな噂を流していた。避暑地の釣船の船長さんの奥さんと子どもの病を鍼で治したら、お礼と言って、釣りに連れて行ってくれた。太った亀を捕まえてご馳走すると言う。動物愛護の方には申し訳ないが、美味しく食べた。あと二頭捕まえようとしたので、もう良いと言って止めた。その頃は動物愛護の考えも無い時で、ワイルドな土地では何でもありの世界だった。心の狭い嫉妬の男達にはこんな体験はしたくても出来ないだろう。私の身長位の魚も二匹釣った。ビギナーズラック

と言われた。