支配

誰もが急性慢性軽重を問わずに PTSD、 Post Traumatic Stress Disorder  を

持っている。重症の場合は自傷、自殺

にまで行き着く場合もある。私自身も P TSD があった。瞑想と運動によって克服した。我々の心は我々のもので誰にも支配されたくはない。我々の自由でありたい。誰かに何かに支配されると心はもがき苦しむ。 PTSD となる。原因はさまざまだ。だいたいは幼少期の親や先生権威権力を有する者達からの抑圧である。他にもトラマチックな出来事があった後は自分の

人生を生きていない。本当は自分の人生を生きたいが、自分の心が支配されているので自分の人生が生きられない。これは苦痛である。アメリカには PTSD の人間が多い。新天地を求めて抑圧から逃れて自国を脱出する。私も例外ではなかった。アメリカでは抑圧からの脱却の手段として共通の、お金に執着心を持ちカネ儲けに集中する。目標を達成して自分の自尊心、 self esteem  を取り戻したいが為である。私には武術があったのでカネに執着心を持つことはなかった。ある者はアメリカンドリームを達成する。アメリカンドリームの原点は支配による PTSD であった。日本においても同じことがあった。海外からの労働者特に3K  と呼ばれる仕事についていたペルーの日系人が何人も殺人をした事件は記憶に新しい。重症のPTSDである。医者へ行くお金も時間もなかった、治療を受けられない者は、重症の場合殺人まで犯してしまう。私には他人事ではない。

私のアメリカの中医師の免許は返納したが、医師の心は返納していない。なんとかしてあげたい。助けてあげたい。私は重症のPTSDの患者の治療経験がある。

話をジックリ聞くことと私の氣の治療で鍼で全体的に体調を整え、氣をエキストラに注入することで治療は成功した。二件の治療例であったが、

どちらも性被害の女性であった。言語に絶する被害を受けていたのであった。

胸が張り裂けそうになりながらも、必死に耐えて、治療は成功した。過去の嫌な

出来事に支配されることは耐えられない

ことである。歴史的に見ても、支配されていた国では独立を遂げるには、支配していた国と戦争して独立を勝ち取ったように、個人を支配する者の呪縛からの解放を、戦って、勝ち取らねばならない。

尤氏長寿養生功の瞑想とジャンプの運動はトラウマを癒して消去完治するチカラがある。

支配する者や事の呪縛から解放する パワーがある。