虎の型 Tiger Form
尤氏長寿養生功の上級者向けの訓練に
虎の型と云うものがある。足を前後に少し開いて立ち、両手を虎の前足のように指で、爪をたてるような形をとって、
目を見開いてジッと五分立つのである。
まぶたを閉じること無く、ジッと一点を
見つめたままにして立つのである。
きつい訓練だ。初心者下級の者には教えられない。この訓練の意味は一点を見つめることで集中力を高めて、まぶたを閉じないことで副交感神経を刺激するようだ。これは以前私が研究して分かったことでウル覚えなので、興味のある方は、まぶたを閉じる閉じないで神経に作用するものが何であるか追跡調査をしていただきたい。当時私はコンタクトレンズをしていて、余りに目を開けっぱなしにして目を大きく見開いていたので、レンズがポーンと落ちて探すのに苦労したことを覚えている。それでなくとも私の目は大きいのだ。この型を使って、指導員達は強くなって、氣を遠くに送れるようになる。ちなみに私はこの型を十年間毎日
やった。