お風呂

デイケアの目的は脚のリハビリとお風呂であることはすでに言った。リハビリは今にも杖無しで歩けるほどの回復振りだ。お風呂は孤浴である。タップリの湯船になみなみとお湯が張ってあるので、飛び込むように入るとザブーンとお湯が湯船から溢れ出る。勿体無い。

大浴場を希望していたが、予約いっぱいで大浴場では無く、孤浴となってしまった。契約時、混浴ならば空いてますよ、

即座に私は御断りします、と言えば、

混浴ではなく、孤浴です。と言われて

安心したのであった。孤浴を混浴と

聴き間違ったらしい。大爆笑となって、

今のところ、孤浴の浴槽に湯船いっぱいのお湯に浸かっている。何せ二年も

お風呂に入ってない。シャワーの毎日であった。一回目から身体がとても温まり、帰宅して寝ていても汗がジワーっと

出てくるほどに身体が暖かい。

身体が相当冷えていた。だから、膝に痛みがあって、血流が悪くなって、浮腫んでいたかと納得した。来月から訓練の中の受け身の練習に一緒に参加しようと

いう意欲が出てくるくらいの回復である。まだ二回目である。

尤氏長寿養生功の修練が無ければ、

こんな驚異的な、奇跡的な効果と回復はあるはずはない。しっかり修練していたので、こんな結果になっている。

良かった!人生は素晴らしい!

身体障害者であっても、二度目の人生は

ある。障害を引きずって人生を歩む必要も無い。次の目標に向かって歩むことができる。私が私の身体を実験台にして

証明をしようとしているのである。来週のデイケアが待ち遠しい。