百歳まで生きる

若い者には興味ない話しだろうが、

私には大いに興味のある話しではある。

別にベッドに縛りつけられて、植物人間のように自分の主体性を無くして生きる百歳ではない。私の言う百歳は、健康で

元気で、自立する百歳である。百歳まで生きるには、あらゆる波風や槍のように降る雨と雪をしのいで、病気やケガを乗り越え、

経済的な困難をも乗り越えて百歳まで

生きることは至難のワザである。今迄の百歳老人を見たことがあるだろうが、

一様に明るく、健康で、細かいことにとらわれない、赤ん坊のような、子どものような性格と生きざまに驚かされるであろう。私の師母も赤子のような、子どものような態度で我々に接した。通氣になれば、執着心は無くならないかもしれないが、心の殻は取り除かれて、大人の

ようなずるさや嘘が無くなって、自分の本音が出て来て、言いたいことを言うから、ストレスが無くなって、ますます

の長寿になるようである。

生死は我々が決められない。神の領域である。しかし、人のチカラで長く生きようとすることは出来る。

私も死に向き合った病氣を乗り越え、

大ケガを乗り越えて今を生きている。

一日一日がありがたい。時間を大切に

回りの人を大切にして、縁のある道場生に感謝して大事に思って、最後まで

生きたいと願っている。百まで生きる。