殻を破る

NHKの番組でリタイアした六十代の

老人達がヒップポップの曲に合わせて、

ダンスを踊る。またブレイクダンスを踊るというものをやっていた。日本の

慣習や仕事仲間の目があって、興味はあっても、なかなか若い者たちの仲間に入れてくれと言えない。定年退職した後で

若者の仲間に入り、今では、若者を

引っ張って Break Dance  の立派な

メンバーになっている。踊りも歳を感じさせない若々しい動きだった。医学的にも脳内ホルモンが活発に出るようになり、アンチエイジングに効果があるという。日本の文化には個人を縛り、行動を規制して色柄の派手なシャツなどを着ると派手

であると言って批判する文化があるが、

この老人達はそういう殻を破って自分の

好きなように老後を過ごしている。

好きなことをする。これは幸せへの近道である。歳や性別など関係はない。他人に迷惑をかけずに自分が幸せになることをするのは良い事で、健康で幸せに

長生きする。これからの日本人の人生

百年時代に考えさせられることであった。自分が自分の行動を規制する殻を

破って、やっと自由の身になった老人達は人生の意味を理解して心の殻と壁を

打ち破って毎日が楽しくて面白くて

次の挑戦は何にしようかとワクワクする気持ちであるに違いない。

老人万歳❗️