タヒチアンと私

タヒチでは気温が三十度もあり、温度差は四十度もあった。相撲取りのようなタヒチアンを氣で投げ飛ばしてコントロールするとこの映像がタヒチに一局しかないテレビで放映されると私はタヒチの地で超有名人になってしまった。アレよアレよと言う間に来年も町の予算でお前を招待するから毎年来てくれ、宿泊と食事も提供するから、ということになってしまった。私はそう望んでいた訳ではない。思いも寄らぬオファーに戸惑いながら、良く考えるとリタイアしている私には断る理由もない。  OK! また来ようと言えば、みんなどよめいて安心して喜んでいる。来年は話しを聞いて、より難しい症状の患者が押し寄せて来るだろう。

太田氣功道場も建設するからと言うオマケまでついて、市長と奥さん、関係者と私の会議を終了した。結果、今年島でとても大きいホテルが六月竣工、来年

そのホテルに私が泊まり、治療台も貸してもらえて、無料で私が市民の治療する。そのホテルの隣に氣功道場の建設を進める。日本より早く、一円の出費無く、道場が建つことになってしまった。

私の氣功治療の実力が認められたことに対して、素直に嬉しい。日本人に道場は何処にありますか?と尋ねられて、道場はタヒチにあります。という冗談ではない本当の話しをせねばならない。

私の幸せは絶頂に登り詰めた。これ以上の幸せはない。尤氏長寿養生功を訓練するとこんなにも幸せになる。日本の全ての日本人に尤氏長寿養生功を修練してもらいたい。日本人に幸せになって欲しい。海外の講習会を皮切りに、外国人にも幸せになって欲しい。タヒチの人々は

笑顔と冗談が日常の幸せな生活を送っているので、もっと幸せになって欲しい。

どうも幸せは感染するのではないだろうか?あるいは、幸せな生活を送ると幸せな人々と出会うことになるようである。

タヒチアンと私は密接な繋がりでしっかりと結ばれている。私がタヒチアンを

好きなので、タヒチアンも私を好きに

なってくれる。相思相愛の間柄の関係だ。この関係は私が死ぬまで続くだろう。あと五十年は生きるつもりでいるのでRaiatea島の氣功道場の道場生は島民全員になる可能性が高い。アイタペアペア。問題ない。