挑戦

人は人生において、誰しも何か挑戦するものを見つけて挑戦するであろう。

挑戦することによって、自分の人生をより豊かにする為に挑戦するのではないか?困難であればあるほど、克服した時にはより大きな達成感を感じる。人生を生きる醍醐味である。また僭越であるが、私の場合を述べれば、私が尤氏長寿養生功を選び修得したことは私にとっては、大きな、大きな困難を伴う挑戦であった。私一人が日本人で中国語も理解出来ない中で孤軍奮闘の毎日で、同輩と先輩道場生からのイジメにあいながらも、

歯を食いしばってみんなの練習を盗み見てこれは良くない、これは良いと取捨選択を繰り返してついにトップに躍り出た。三十年間のマラソンのようなものであった。今妻亡き後、日本に帰国して後に三年経って、  タヒチの人々に私の氣のチカラを認められて、タヒチに移住することが決まっている。思えば、挑戦は続き終わってはいない。何か行動を起こす前に準備をするであろう。私の尤氏長寿養生功の習得はタヒチに招待される前の準備段階であったと思われる。日本を飛び出して世界に飛躍せよとの神の啓示にも取れる。私はこのチャンスを逃しはしない。日本に居た三年の間に全国の都市に展開出来る基礎の種も蒔いた。次はタヒチ全島に展開する予定と計画も立てている。同時に、日本、アメリカ、ヨーロッパに拡大展開する気構えである。

タヒチの夜は真っ暗だ。太陽光は一日中サンサンとあってソーラー発電には持って来いである。日本の技術力を紹介してタヒチの社会を変革する。社会の変革とタヒチアンの心身の変革を目指す。考えるだけで、心がワクワクして少年のような希望と冒険心が心の底から湧いてくる。未知への挑戦は私の人生をより豊かに、ますます豊かにしている。私には理想の家族、社会、国、そして武術は存在していなかったが、この歳になって、

理想の武術と健康長寿の社会とエミッションフリーの国を創生する機会は与えられた。この挑戦は現実になると私は確信している。挑戦は死ぬまで続けられる。