歪体と歪心

私の東洋医学治療では、最初に身体の歪みを調べて、その歪みを矯正することに主眼を置いて治療をするのだが、身体の歪みは意外に早く直し戻せるのではあるが、心の歪みはなかなか直せない。幼い時に受けた心の傷はトラウマになったり、あることにこだわり、執着心を持って犯罪まで犯してしまう。最近の少女に異常な興味を持ち、殺人まで犯してしまう事件があった。歪心を持つ人間がカネに執着心を持って社会に出ると周りの人間に迷惑をかけて、詐欺まがいの行為を犯して何食わぬ顔で社会に紛れ込む。犯罪者の常套手段だろう。心の歪みは人間をさまざまな

行為をさせる。一見、見た目には普通以上に良く見える。が、一旦ある線を越えれば急に怒り始めて変な行動言動を取る。歪心を持つ者は歪体を持つ者が多い。だから極端に身体が歪んでいる者は歪んだ心を持っていることが多い。

心が歪んでいれば、身体は歪んでしまうのである。極端な行動や言動をする者には充分に気をつけて対処することが肝要である。