高貴な心、優しい心

心は目に見えないが、人間の周りの状況に影響を及ぼす。ある者は、野心を抱き、恩を忘れて恩師に敵意を持って、ウソをつき、自分の権威を虚偽でつくろう。心の欲望と野心を制御すること無く、心に雑草を生やして、ついには人生を誤ってしまう。高貴な心は高貴な人を作り、優しい心は優しい人を作る。邪悪な心は邪悪な人間を作って、他人をおとし入れて自分だけのことしか考えない人生を歩ませる。意拳は以前、人を殺傷する怖ろしい武術であったが、ドクター尤老師によって、チベット密教の瞑想と融合し、長寿養生功として生まれ変わった。そのユニークな世界にふたつと無い氣功は、今、私太田光信に受け継がれている。途中、心卑しい、心無い者に道場を乗っ取られそうになりながらも、今や世界に飛び出し、タヒチに本拠地を移して世界に飛躍しようとしている。ニセモノは日本に残り、ウソの氣功教授とウソの武術教授をして、その実は日本拳法と言う。日本拳法の団体もとんだ迷惑であろう。ドクター尤老師もあの世で落ち着いてはいられないだろう。勝手に名前を使われて、資格と実力も無いのに尤氏意拳と名乗る。私はこの尤氏を名乗る団体を解散させようとして数年間奔走しているが、この高慢で

無恥な人物の心は頑なに自分のウソを通す。地獄に堕ちても構わぬヤケクソなやり方で武術を立てて、総師範と名乗る。高貴で優しい心などと言うことはこの者の耳には遠く、聞こえるはずもない。母親と姉も死んでしまい、親戚にも見放され、師匠の私には波門される。心の中身はノラ犬のようにさまよって、宗家創始総師範と遠吠えを繰り返す。心は野卑で、醜く、自己中心的で、贅沢に慣れて、乞食が王様になったようで、クルマはドイツの高級車、オンナはモデルと言う高級志向で、身に釣り合わない。心の無い者が武術の師範になりたがる。そして贅沢を欲する。心が全ての夢を叶えてくれることを知らないらしい。高貴な心や優しい心を持つ者こそが高貴で形の美しいモノを手に入れる。そしてカネを呼ぶ。ノラ犬の遠吠えだけではカネや高貴なモノが集まる訳は無い。