パーソナリティ障害

なんらかの幼児期の出来事や親の愛情を受けなかった者が心に傷を負い、虚言癖を持ち、ウソをついて、自分に人の興味を引こうとする心、精神の病いのことである。こんな心の病いを持つ者はウソをつくことだけでは終わらない。役者顔負けの芝居も打つ。表の顔と裏の顔の両面のギャップには相当に差がある。上昇志向は激しく、感情の起伏も激しい。幼少期に親に甘やかされて、依存性の強い人生を歩むと、誰かに依存しないと生きていけない。人をだますのが、自分の中で正当化されて、詐欺まがいの行為をしても、悪いことをしているとも思わない。四十になっても、五十になっても、心の中身は変わらない。医師の心理療法が必要ではあるが、それを勧める者は誰もいない。武術武道の一派を立てて、吹けば飛ぶよな団体でも一応は宗家創始総師範と自称しているから下にいる者は、誰も何も言えない。死ぬまでこの心の病いを背負って生きねばならない。どんな心の病いがあろうとも犯した罪は償わねばならない。立派な社会人を装う限り、その責任はどこまでもつきまとう。法的な責任が問われる日は近い。