闘病記❷

シャワーを浴びて傷口を綺麗に洗って、傷口にへばりつくガーゼや縫い糸を落として漢方薬の軟膏を昨日塗っておいたら、その傷口のカサブタは今日には無くなっていた。気をよくして今日も領域を広げて、塗れるだけ塗る。今日が明日になって、真夜中にこれを書いている。傷口のカサブタはすでに全て無くなって、新しいツルツルした皮膚になって再生していた。何とも気持ちの良い心地である。新しいツルツルした皮膚の上にまた軟膏を塗る。他の、管を固定した皮膚が剥けて血が出ていた箇所は皮膚が再生していて皮膚が完治して治っていた。肝心の傷口のカサブタ20センチに及ぶ長さのカサブタはもう無い。ツルツルの皮膚になって、触っても痛みは無い。実はおととい退院直後帰宅して買い物に行く必要があり、自転車で行ったが膝の裏の傷口が痛くてペダルを漕げない。今日コーヒーを買いにまた乗ってペダルを漕いでみたが、痛みはまだあったが、なんとか、ペダルは漕いで行って帰って来たのである。痛みを気にしてジッとしていると治りは遅くなる。すでにカサブタはすでに全て無く、痛みは楽になっている。今からあるだけの軟膏を使い切る。朝にはもっと良くなって、歩けるようになっているだろう。楽しみでしょうがない。左の脚には小さいながらも往年を思わせる筋肉が盛り上がってきた。嬉しい限りだ。私には奇跡が毎日起きている。私が幸せなのは、何かしらの奇跡が毎日起きているからであろう。