今、尤氏長寿養生功太田氣功道場には縁ある者たちが、私がアメリカから帰国後三年目にして、続々と集まって来ている。縁と言うものは不思議で、素晴らしいものである。奇跡が起きている。絶対私一人では出来得ないことが、難なく勝手にスムースに進んで行く。私欲が無いから、私一人の願いでは無いので、みんなで、私の願いを共有しているので、物事が早く進む。タヒチでもそうであったが、日本でも同じような人との良い関わりが、さらに良い繋がりを持って、同じ志を持つ人が集まって来ている。私にはありがたく、勿体無い気持ちで、新しい道場生を迎える。2020年の東京オリンピックにはタヒチからたくさんの人が私の住むところの島から日本とオリンピック見物にやって来る。いづれは逆に日本から私の道場生がタヒチを訪れるような段取りやプログラムが設置されて、日本とタヒチの交流が盛んになるだろう。今の時点で、その下準備が行われている。タヒチの人々のご先祖様はアジア人で、台湾の一部族がルーツとされている。台湾を出発して東へ東へとイースター島あたりまで移住して行ったらしい。島の人々だから日本人と似ているところがある。日本人にはとっつき易い。特に私は彼らとはすぐに打ち解けて、友達になって、ある中国人タヒチアンとは兄弟のように親しくなっている。家族のようなものである。縁である。初めてあったとは思えない。両方の国が私の母国のようなもので、私の友人の父親のお墓参りは当然なようにして、なぜか、その父親の霊魂が私をタヒチに呼んでくれているような感覚で、気になって、気になって、しょうがない。インドネシアとタイで講習会を開催したいと思っていると、私のアメリカの道場生から連絡入り、タイとインドネシアに元学友がビジネスを現地でもしていて住んでいると言う。私の新規道場生もタイでレストランを経営しているのだと言う。これはもう偶然じゃない。縁が絡んで、行け行けドンドンと言うようなものである。邪魔するものはない。縁が繋がりあって、ますます良い繋がりの輪が広がって行く。人々の健康と長寿を願って、私心無く毎日を一生懸命にするべきことをしていると、こんなように勝手に自然にものごとが前に進んで行く。縁こそ人生の潤滑油であり、接着剤となって円滑に人生を歩んで行くことができる必要な巡り合わせである。