情け、思いやり、正直

正直、勤勉、優しさなど、以上に書いた人間の持つ性善説の内容は、日本人の特性である。これらの特性が日本人を日本人たらしめる。日本に住んでいると、この特性と美德は当たり前になって、別に特別に感じることもないではあろうが、外国に長く住むとこれらの特性や美德は、実は世界で日本にしかない心であったことが良く分かる。台湾には日本精神と言う言葉があって、リーペンチンシェンと発音して、日本の心、徳性を指している。今では古臭く聞こえるだろうが、今、現代に於いて、日本ブームが到来し、巷に外国人が溢れるようになっている。彼らが日本に来る理由はカネ目当ての者もいるかもしれないが、ほとんどの旅行者は前述した日本の特性と美德に憧れて来日する。一方、この日本人の優しさや思いやりと正直を利用する日本で育った外国人もいる。私がそんな経験をさせられて、不愉快であったことは事実であって、裁判を起こして犯罪か否かを問うことは私がするべきことである。利用されて、尤氏長寿養生功の発展前進を停滞させられた。このことは、私が日本人の特性と美德を持って、生きていくこととは関係の無い忌まわしい出来事であった。日本人が世界に誇れる特性と美德は他の外国人では真似の出来ないことで、日本人がこれからも日本人である限り、この特性と美德を持って日本人であり続ける。この特性と美德をアメリカで認められて、そのおかげで、私はアメリカ人に助けられたこともあった。この世界に住む人間である限り、この特性と美德に気づかない人間はいない。このことを知りながら、利用する人間は相当にあくどい奴であるが、日本人は日本人として生きていくしかない。そんな人間とは見切りをつけて、前を向こう。この特性と美德を持って生きる限り、必ず、前途には、良い結果は生まれる。