ワクワクする楽しいこと

人生の意味は自分の存在意義を確立すること、そして自分がワクワクして、楽しいと思えることを追求することだろう。カネが儲かり、売名出来るから武術武道の世界に飛び込むという打算的な者もいるかもしれないが、本当に武術武道を好きである、楽しいワクワクすることであるとは限らない。本当はカネと売名が好きで、欲しかったのである。本末転倒の論理であって、そんな人間は幸せにはなれない。社会には貢献出来ない。どんな小さな、取るに足らないことであっても、一生懸命に生涯続けることによって、人生の一部になって、結果、自然に自分の職業となってしまったというプロセスがナチュラルで、嫌みの無い、欲深さを感じない人生に見えるのではないか?ワクワクする楽しいことは本人ばかりか、周りの人をも巻き込んで、ワクワク楽しい心にすることができる。それだけでも社会貢献することになる。損得だけを考えて人生を歩んできた者は、自分の私欲を満足させる為に何人の人間を不幸にして来たか考えたこともなかったことだろう。利己的な人間は他の人間を不幸にする。そんな人生は面白味の無い、つまらない、例え、宗家創始総師範と自称しても、思うように生徒は集まらない。名は廃れて、カネも集まらない。