組織防衛

師母はいつも私に、お前が日本で教える時には、誰に習って勁空勁を出来るようになったと言うんだ?と私を疑ぐる感じで叱りつけるように言っていた。私が通氣をいただき、アメリカを去る最後の練習の後には、純金の指輪とお若い時の写真を私に渡して、日本でたくさんの道場生を持て!そして師母から習って尤氏長寿養生功を教えている、と言うんだぞ、と念を押すように言って、私が日本で教えることを祝福してくれたのであった。鬼の目にも涙で、鉄格子のドアの向こうで、 ミッツMy Student,ミッツMy Student, と言いながら、泣いていた。私はたまらずに道路にぬかずいて、中国武術特有の拝師の礼をして額をコンクリートの道路に擦り付けていた。ドクター尤と師母から習っておきながら、一部だけでも自分が教える時には、自分で考案したワザと瞑想であると言って、教える奴がいる、との師母からの説明を聞いて世界一の師匠から世界一の武術氣功を習っておきながら、自分で考案したとウソをついて生徒を取ってカネを稼ぐ。と言えば、何処かで聞いたような話だろう。昔も今も変わらないことが起きている。私の氣功道場では、内容はドクター尤と師母のワザに限り無く近いワザを私が教えているので、噂を聞きつけて、同様に習って、自分で団体を作って実力も無いのに教える者がいる。ある者などは、私が日本に居なければ、私より上の大先生と自分を大格上げして宗家創始総師範と自分を褒め讃えてハナクソのワザを自分で作り上げた武術であると大ボラを吹いていただろう。私は師母に日本での教授を指輪と写真を頂いて、祝福されて認められた。師母は他には教える許可を与え無かった。私には尤氏長寿養生功を守り、今太田氣功道場という組織団体を作っているので、尤氏長寿養生功と私の組織団体を守る責任がある。この世界一の氣功武術の系統の流れを正しく秩序あるものにする必要がある。心と魂を喪失した者がカネや自己顕示欲の為に秩序を乱して私に認められずに尤氏長寿養生功を教え始める。もともと組織など作れるほどの実力、能力を持ち合わせてもいない者がこんな大それたことをする。そんなクソをミソとして教えれば、神罰と天罰が下って、病氣にかかるのがオチである。昔なら、血闘をして白黒を決するのであろうが、現代ではそんなことは出来ない。心にやましいことがあれば、そのポチで後ほどに重大な病いになって宇宙からの判決が下されるのである。血闘は要らない。油断大敵である。