ワザとアイデア

尤氏意拳の総師範は尤氏長寿養生功のワザを盗み、自分で作ったと言って氣の武術道場を開いて、キッパリ道場の総大将は私が考えた女性の為の氣功教授のアイデアを盗み、瞑想団体を立ち上げて、両「師範師」はニセモノの道場を開いている。総大将は総師範の尤氏意拳の団体で五年ほどホームページのカバーガールをやっていた。総大将は総師範がニセモノと気づいて、太田氣功道場に移籍して来たのであった。ゴリ押しで、上級コース、指導員クラスにムリムリ入って来て、勁空勁の氣の交流が分からないと人前で泣いて、私は気の毒に思い、特別に時間を割いて分かりやすく教えたのであったが、今思えば、それも芝居であったかもしれない。何があったにせよ、私のアイデアを聞いて、コレは使えると思ったのであろう。今キッパリ道場の教える内容がそのアイデアの実践である。瞑想をたった三年の、まだ指導員にもなっていない未熟な者が瞑想の指導者になることを簡単に考えているようだ。氣の交流時に身体が硬く、緊張していたのがいっぺんで私には分かった。指導員に比べれば、瞑想の時間が足りないことはすぐ分かる。そんな時に退会時には、何の挨拶も、これより道場を開きますと言う報告も無く、実家に一時的に帰り、また戻りますと言って、その後はさっさとニセ瞑想団体を立ち上げてしまった。電光石火の早ワザである。本名と住所を言わずにこちらの情報は何でも持っていく。こういう行為を日本語で何と言うのだろう。良い言葉ではなく、悪い言葉で表現するだろう。私はアメリカの暮らしがとても 長く、見つかる言葉が少ないのであるが、思いつくのは、詐欺師、スパイ、根性が悪い、歪んだ心、くらいしか浮かんで来ない。私は口下手で、思いついたことがすぐに口に出る。口の上手い者は感心するほどに人格を立派に見せるのだが、心の内は醜い者が多い。尤氏意拳の総師範はそのタイプである。慇懃無礼と言う言葉がぴったり来る。しかし、行動と心は口とはうらはらに、人をあざむき、責任感は無い。自分の想いを遂げる為には違法なこともやる。師匠と道場生を裏切ることなど、朝めし前のことだ。師範師になるのは、鉄のように堅い心とキツイ根性が必要だ。誰に何と言われても総師範と総大将の地位は譲らない。せっかくウソと虚偽で盗った「師範師」だ。汗と涙で勝ち取ったモノである。誰にも渡さない。ワザとアイデアをその組織から奪うのは破壊の心、エネルギーが無いと出来ることではない。破壊にはより大きい破壊のエネルギーでこれを迎えねばならない。宣戦布告を受けたも同然のことである。奪われたモノは取り返さねばならない。奪ったモノを返すような良心を持つ者たちではない。