大相撲

日曜日の練習が終わり、帰宅して、このブログ記事を相撲を見ながら書いている。尤氏長寿養生功の訓練は、以前にも説明したことはあるのだが、相撲の稽古とあまり変わらない。というより、同じである。四股を踏んで、相撲では足腰を鍛えるのだが、尤氏長寿養生功ではいくつもの型によって脚腰を鍛えるのである。そして震脚、ジャンプで更にもっと脚腰を重くする。相手がいて、両肩をチカラいっぱい押しまくり、どちらか押し勝った方が勝つことになる。氣功と言っても意拳の 流れを汲んだ武術である。単なる格闘技や瞑想ではない。勁空勁を学ぶ準備の基礎訓練である。私は相撲が好きで、毎場所興奮しながら観戦している。番付の上位者や横綱は氣が良く出ていて、テレビにその氣が見える時がある。横綱が下位番付のお相撲さんのブチかましを受ける場合などは、私が指導員や道場生が押して来るのを私の氣を使い、両肩で受け止めることと全く同じことをしているのである。すり足で前に進む。同じことを訓練で数珠つなぎでやっている。この場合、私の氣で下に下げられてアヒルのように歩く。ヒーヒー、ハーハー、言いながら、大粒の汗をかいてヨチヨチ歩いている。他の人が見たら、信じられない光景だが、実際に道場で我々が毎回当たり前なこととして訓練しているのである。違いと言えばこれくらいで、あとの後半の練習では勁空勁で私が指導員と道場生を投げているが、最近では、オバケの拳法が重くて強い氣がその効果を発揮している。