共存共栄共生

アメリカで私が尤氏長寿養生功を自宅で教え始めた時も野心を持った者がやって来て、道場内の雰囲気を壊す者は少なくなかった。生意気な態度で、私に競争する姿勢を私の前でも隠さなかった。そして私は道場に来なくて良い、と言って、事実上破門した。途中、こんなことの連続ならば、道場は崩壊する、と思い、みんなと仲良く、共生してはいけないか?と思い、道場の目的の一つとして、共存共栄共生を掲げたのである。今尤氏意拳宗家創始総師範と自称する姜吉隆にも共生を訴えたのであったが、どうも自分で独り占めしてドクター尤、師母の系列を自分一人が継承したかったらしい。ウソをついても、私を押しのけてでも、自分が総師範で宗家創始になりたかった。もう一人のキッパリ道場の自称総大将山地 花緒里にも同じように共生共存を促したけれども、また、一人で瞑想の道場を開いてしまった。氣功女子の指導員として氣功女子部のリーダーとして指導員になって欲しい、と言ったが、やはり、自分がトップになりたいらしい。どちらも尤氏長寿養生功の太田氣功道場の傘下では氣功武術をしたくはないらしい。私の下では情報収集をして、いつか、機会あらば、自分の道場を開く予定であった。その為には、ジッと我慢して、その機会を窺う。危ない人物たちである。こんな輩たちにはどのように対応したら良いのだろうか?それほどに尤氏長寿養生功の内容がその者たちには魅力的なものであった。尤氏長寿養生功を社会の中で目立たせる自分の手段としたかったのである。こんな心の歪んだ者たちの自分を売る道具には尤氏長寿養生功を利用させてはならないのである。私が平和的な、みんな仲良く、日本人同士助けあって共有する目的を達成しようと言う私の気持ちを無視して己れの欲を満足させる汚れた道を歩む者たちがこのようになったのは、何が原因しているのだろうか?