❷生き甲斐

生き甲斐を即物的で、チープな見かけだけのカッコつけの浅いことに見いだすことは、心に大きな傷があって解決出来ぬままに心が歪んだ者たちの特徴である。心の安定や魂の開発、内面に向かうもの、自分と他人に役立つことに生き甲斐を感じる者には天、神の加護がある。逆境にあっても、運良く切り抜けられたり、見知らぬ人が手を差し伸べてくれたりして、何とかなるものである。カネの追及を人生の生き甲斐にした者たちを数限りなく見て来た私にはそんな生き甲斐は、価値の無いものであった。世界、自然が見えないチカラで動いている事実を彼らカネや自己顕示欲の見かけの姿を追いかける者には理解出来ない。目に見えぬチカラを生き甲斐としているうちにそのことが取り上げられて人が集まり、マスコミに取り上げられて、テレビや雑誌にその生き甲斐を紹介された体験が私には何度もあった。そして私の人生は幸せになった。