伝染

暴力事件が相撲界に蔓延しているようだが、私にも同じような陰険なイジメと暴力を成長期に経験している。アメリカでは暴力は経験しなかった。それでもイジメはあったが、武術を習った後には自分の腕力と培われた身体に自信があり、こちらから手を出すことは無くなった。使う時には大義名分を求めたのである。それでも、今になっても、ウソと虚偽と裏切りを経験している。イジメや虐待、暴力は家庭の環境と、育った後天的な周りの環境で同じ経験の繰り返しをするのである。だから先祖の癖が繰り返される。私は母に虐待されたが、私は息子を虐待したことは無い。負の鎖を断ち切り、一人勉学に励んだ。ウソと虚偽と裏切りの手段を使って自分の道場を開いた者たちは、やはり、育ち、家庭環境のせいで、親と先祖の癖を受け継いでいると思われる。心の闇は伝染する。それに気づいて負の連鎖を断ち切るのは自分本人しかいない。ウソと虚偽と裏切りの行為をするのは病気である。伝染病である。身体の病いも心の病いも病氣であって、治るものである。理性を保ってその病いを良く観察すれば、第三の目で客観的に見れば、原因を突き止め、治療出来る。ウソと虚偽で太田氣功道場を裏切った者たちも病氣であったに違いない。哀れではあるが、あまりにひどい内容であるので、二人の総大将と総師範を許す訳にはいかない。同情は無い。