空海さん

空海は高知の海岸の洞窟で瞑想中に空にある星が飛んで来て、口の中に入った、と言われている。今回のタヒチ出張の際、山の頂上付近の家のバンガローに宿泊していた時に朝の三時頃に起きて、瞑想していたら空に大きな明るい星が出ていて、その下には珊瑚礁に海が見えている。こんな素晴らしい光景は日本では、見たことはない。今回は南十字星を見ることは無かったけども、金星が大きく明るく見えて眼下に珊瑚礁の海が広がる景色を眼前にしての瞑想は生まれて初めての経験で、その大きな星金星は私の口に入ることは無かったが、興奮しながら瞑想したのであった。こんな贅沢な瞑想の場所は他にはないだろう。ちなみに私が借りようとしている家は珊瑚礁の内海のすぐそばにあって、毎日海の間近で瞑想が出来るようになる。これも贅沢なことで、私はとてもラッキーな男であると思う。その家に鍼灸のオフィスを作り、治療テーブルを二台設置する予定である。すでに中古のテーブルを手配するように頼んである。地上の楽園に理想の太田氣功道場と鍼灸医院の開設は二千二十年には出来るようになっている。空海さん と同じような経験をさせてもらい、住居と鍼灸のオフィスまで、最高の場所に開設されることに今の時点で決まっていることに感謝の念でいっぱいである。三十年前にはタヒチに住むようになるとは思いもよらないことであった。人間の縁と氣のエネルギーの作用で影も形も無かったものが現実に目に見える形になって行くのを目の当たりにして、私は驚愕するばかりである。感謝の言葉しかない。タヒチに於いても、日本の道場生と築いたように良い人間関係を持とう。