三種の神器

健康で長寿になる為のメソッドは数え切れないほどあるだろうが、私が提唱する三つのことを紹介しよう。正食、正体、正想と私は呼んでいる。この三つのやり方を学ぶと健康で長寿に なれると私は思っている。正食は白米を避けて、玄米を食べる。正体は均衡の取れた身体と云う意味である。鏡を見ると、身体が歪んでいる人がほとんどである。右肩が上がったり、下がっていたり、右腰が上がっていたり、逆に下がっている。骨格は歪んで、歪んでいない背すじがまっすぐな人は非常にまれだ。この左右のバランスを取る。食と体を正すだけでも健康になる。最後にもう一つ、それは正想である。正しい瞑想のことである。簡単に瞑想と言うが、正しく教える正師を探さねばならない。氣が神のエネルギーとすれば、この三つのことは神に繋がり、そのエネルギーをいただく手段ではないか。そのうち最も大切で難しいものが瞑想であろう。であるから、正しい師を選び、正しい瞑想を行わねば神のエネルギーには到達が出来ない。瞑想は神とのコミュニケーションである。修行半ばの者が勝手に瞑想を教えることなど以ての外で、人の目を欺く行為であると言えよう。