再生と復活と自立

来年のタヒチ移住に向けてタヒチ側と連絡を密に取り合って、準備に余念の無い毎日であるが、このタヒチ移住には、世界進出の他にも違う目的もある。私の心身  を常夏の島で再生と復活と自立を果たしたいと考えている。海とプールで泳ぎを始めて脚と手首のリハビリをして、再生と復活を図る。経済的にも、私の中医としてのライセンスが日本では使用出来ないが、使用可能なタヒチでオフィスを構えて自立したい。私が友人の父親の墓参りに行ってなければ、こんなチャンスをもらえなかっただろう。霊魂に敬意を払う行為は現世に何かの利を与えてもらえるのである。別に得しようとして墓参りした訳ではない。一度お世話になったお礼の意味でわ ざわざタヒチまで墓参りに行っておきたかっただけの話である。身体を癒しながら、タヒチ全島に支部を設立して世界進出する計画を立てる。非常に意味ある移住なのだ。すでにフランス人、現地タヒチアン、中国系タヒチアンが集まっている。日本の幹部指導員と同様に心優しい紳士淑女たちである。フランス人は気難しい、英語を話そうとしない頑固な人間たちと思っていたが、深く付き合うとそれは誤解であったことが分かった。倫理感と道徳心強く、自然を愛する立派な人間であった。カトリック教を幼少の頃から教え込まれて、高い教育を受けていたら当然なことであると納得したのである。タヒチの島々には綺麗な教会が必ずあるので、私も日曜日には教会に参列したいと思っている。再生復活自立は周りの人々の協力が不可欠になる。教会の神父さんとも親しくなってその教会に毎週寄付でもして、神父さんの協力とアドバイスを受けてタヒチの生活に早く慣れるようにしたいと思っている。