逆境と順境

私は今までの人生の中で、何度となく逆境を経験して来た。結論から言えば、逆境を乗り越える度に逆境の後はもっとより良い順境の状態になっていた。次に逆境が訪れてまた順境となる。そんな経験があって今がある。今私はまた逆境に陥って私の指導員の助けによって、順境になった。逆境は順境になる準備期間のようなものであって、ジャンプをする前に膝を曲げてジャンプすることと似ている。大きく屈んで沈み込むとより大きくジャンプできる。逆境は順境になる為のプロセスであって、心が揺れることもあるだろうが、卑屈になったり、自暴自棄になる必要はない。より良い順境になる、より大きいジャンプをする前に深く膝を曲げて屈まなければ、次のジャンプ、順境になる訳が無い。逆境は人生において、必要なことである。逆境が大きければ、ジャンプアップも大きく、より高い順境となる。逆境の度に私はよりもっと幸せになる。経済的困窮とニセ師範の叛乱など、今回タヒチに行く前の逆境はタヒチ移住後に私がより幸せになる契機となる。そう思えば、逆境は怖くない。