共生、世界は一つ

近年、世界の各地で民族独立運動が起こり、紛争が起こり、交渉が決裂して暴力を通り越して戦争状態になっている地域もある。私の太田氣功道場では私は共生共栄共存を提案しても自分の欲望、カネと自己顕示欲の為に勝手に道場を開いて自分を勝手に師範と祭り上げている者が暗躍している。彼らは民族独立運動とはほど遠い我欲の発現の行為ではあるが、これらの解決策は共生の心、情に基づいた共存共栄する哲学しかない。でなければ、一つしか無い世界に、異なった考えや民族が一緒に存在、存立することは出来ない。タヒチでは、現地のポリネシア人とフランス人、中国人は仲良く、 混血も進んで、他にもアメリカ人ヨーロッパ人も調和して小さな島に平和に暮らしている。フランス政府の政策がうまく統治していることもあるだろうが、住民が差別意識無く、全員がタヒチアンとしての一体感と誇りを持っていることが少しの時間でもタヒチに住んでみると直に理解できる。尤氏長寿養生功に入会するタヒチアンも自分のしている尤氏長寿養生功が世界に二つとない特殊な氣功であることを分かっていて、私、日本人であることと中国の文化が日本人の手によって紹介されている事実を受け入れて、共生共栄共存する意識をみんなが持っている。今集まっている道場生は皆が大人である。私は現在タヒチの小島でこの氣功のバイブルとなるフランス語での本の執筆をしたく考えている。フランス語から英語、日本語に翻訳して英語版、日本語版も出版してみたい。この本の出版を機に共生共栄共存が世界で拡まって世界と人類が一つになることを期待したい。