武術から長寿養生功へ

意拳からドクター尤老師が医師の立場から意拳を習得しているあいだに仲間たちがとても、とても長生きしていることに気づいて、医師として大いなる興味を持ち、調べるうちに站椿功に秘密があると分かり、瞑想の極をチベット密教の瞑想にあると発見してチベット密教に帰依したのである。それ以来、瞑想に焦点を置き、氣を養成して長寿養生を目的に尤氏長寿養生功を設立したのである。中国人のオレが一番だ、という武術家たちとは意識の差は歴然としている。私が日本に尤氏長寿養生功を移植した後も、私がマスコミに取り上げられて三百名を超える道場生が集まるのを嫉妬して、カネを儲けて、自己顕示欲強く、自己宣伝をしたい不幸な生い立ちで根性が曲がった輩たちは私からチョットだけ習って、オレがもっと一番だ、と言いたくて自分の道場を立ち上げてしまった。私の教える尤氏長寿養生功を武術と瞑想に分断しようとした事実はそれだけ、尤氏長寿養生功がホンモノであることの証明である。武術から長寿養生功に転換したことは偶然ではなく、必然性がある。カネと自己顕示欲の自己宣伝に意拳を利用させないドクター尤老師の深い思慮があった、と私は考える。武術が私欲、医術は公欲と結びつくからであると私は思う。