運動と瞑想

最新の医学では、筋肉や脳からメッセージ物質が放出されることが解明している。百五十年前に中国で修練されていた武術から派生した尤氏長寿養生功が私によって日本に移植されて以来、この三十年の間に最新医学研究で分かった論文の報告を読むと尤氏長寿養生功の訓練ではすでに何十年も前に取り入れられていたことが私によって確認されている。基礎訓練とジャンプ震脚によって鍛えられる身体最大の筋肉は脳に刺激を与えて長寿を人体に与える。そして瞑想も脳からのホルモンやメッセージ物質の放出を促進する。運動と瞑想は健康長寿の源となって、人間の難病に効果があることが分かって来た。運動をすると筋肉からマイオカシン、骨からはオステオカルシンという物質が放出される。糖尿病や若返りや認知症に効果がある。驚くべき報告がなされている。最新医学と尤氏長寿養生功が合致合体している。最古の氣功と最新の医学の融合は現代人に何を問いかけるのであろうか?最新医学の報告があっても無くても、我々は今日も明日も瞑想と運動は修行として続けるのである。いつの間にか我々尤氏長寿養生功の道場では超高齢となって、八十になった。九十になる。来年は百歳になると言った愉快な会話がされると思うだけで、私も愉快な気持ちになるのである。