難病と筋肉と脾臓

難病で筋肉に問題のある症状は東洋医学においては、五臓六腑の中で筋肉は脾臓と関係があると考える。一人、私の患者さんで、原因不明の半身不随になって右半身を動かせない。初回の問診で筋肉が弱くて動かせないと主張するので、脾臓は現代の医学においては消化器系統を言うので何か症状の出る前にお腹を壊したことがありましたか?と聞いたら冷たい物をたくさん食べて何日も下痢をした後に半身付随になったと言ったから、胃腸を温める為に生姜を毎日食べるように指示を与えて治療が始まった。身体のバランスを取る整体整骨をした後に置鍼と鍼を刺して様子を見ると、その治療だけで動かなかった足の指が動き始めた。私も患者も一緒に驚いて、六回ほどの治療で完治してしまった。この患者は開頭手術を受ける予定であった。もう一人原因不明の急に歩けなくなった女子が大きな病院で原因不明なので、治療出来ないと言われて来院した。この患者も六回の通院で完治した。面白いケースで、初回に歩けないはずだったけども、急に歩いてリズミカルな足運びで帰って行った。歩けなくなった原因は何ですか?と聞かれたので、氣の流れが悪くなったのが原因でしょう、と答えた。この二例のケース運びは私に氣を使った治療に大きな自信を与えてくれたのだった。難病はこのように氣の滞りを解消して、関係のある臓器に刺激を与えると軽快することが多い。もちろん、漢方薬を飲んでも同様に完治するのである。