逆境

人生の中での逆境については、何度もこのブログ記事で私の私見を述べて来たのではあるが、今一度重ねて述べてみたい。結論から先に言えば、逆境は人生において必要なもので、逆境が無ければ、順境になることも無い。私はこれまで、数限り無い逆境を迎え、その度に次の順境を手に入れてその度により幸せになって行った。逆境は恐れるに足らない。逆境に陥って死んだ人はいない。大抵は、逆境を迎えて後には成功している人が多い。逆境はトンネルの中に入っているようなもので、大きな山脈、険しい山に穴を開けて近道をすることに似ている。そして山を迂回すれば、余計な時間がかかる。山を登って越えて行こうとすれば急勾配で電車や車が越えられない。トンネルの中では暗いのだが、チョット辛抱するとトンネルを抜けて、目的地に早く到着する。または、より高くジャンプするのに膝を深く曲げれば、もっと強く高くジャンプ出来る。或いは、水中で沈んだ時に潜って底まで足の裏がつけばキックすると浮き上がることを思えば、納得出来る。逆境を何度も経験した私は逆境をそのように考えて、乗り切った。逆境は乗り越える為に、次のより良い順境に迎える為に存在する。別に好き好んで逆境を迎えるわけではない。これも人生の中で、間違って自分が選択して自分の責任で逆境が訪れたから、誰のせいではなく、自分の責任である。ウソや虚偽など無く、 priority  を何にするか選び、虚心坦懐に集中すると何か状況が変わって良い状態になっている。自分のチカラを信じて逃げずに対処すると誰かが助けの手を差し伸べてくれる時もある。その時に感謝を忘れずお返し出来る時には全力でお返しすれば、良い人間関係を保って、より良い人生を送って行けるだろう。節目、節目に私の逆境を迎えて乗り越える度に私は多くの人に助けられた。私の出来る範囲でお返しして、今はそんな人とは友人になって、良い、素晴らしい関係を作り上げている。人生を楽しく、嬉しく幸せに生きる為にも逆境は人生に必要なものである。アメリカに日本に逆境は間違い無く訪れて、タヒチに於いても同様な逆境は訪れるだろう。生きてさえいれば、逆境を乗り越えてより良い幸せで素晴らしい人生を迎えることができる。逆境は恐るるに足らない。むしろ、逆境ののちに訪れる次のより良い順境がどんなになるだろうと心の底では、不思議なことにワクワクするのである。こんなことを言っている私は変な奴だろうか?