老と病

老と病は誰もが経験するものである。どんな金持ちもどんな強者も老と病を免れることは出来ない。老いることを気にしていろんなサプリを飲んで、ある者はヘビの血を飲んだり、顔のシワを気にして ボトックスと言う毒を顔の皮膚下に注射したりして年をとりたくない、若くなりたいと、虚しい努力を続けている者がいる。老いと病いを敵視してシャカリキに闘いを挑んでいるようだ。老と病は敵ではなく、共に生きる存在である。身体の外側にばかり気にして内側に眼を向けない。みずみずしい身体はみずみずしい心、精神が作り産まれる。健康な適宜な質と量の食事を摂り、適正な運動で身体を動かし、大きな筋肉で身体を支えて毎日瞑想する。これにより身体の内側をクレンジングすると身体の外側が変化して行く。老と病は心、精神と関係する。楽しく幸せに生きると老いも病いも遅れて来る。老いも病いも避けてゆく。例え、病気になったとしても、早く治癒して重篤にはならないものである。