氣と術

おしなべて、術と言われることには氣が関係する。氣功と武道武術や芸術に携わる者には私が言おうとすることがすぐ分かるだろう。例えば、武術、医術、芸術、催眠術は私の得意な分野である。催眠術などは、特に小児ガンなどに用いると顕著な効果があるもので、催眠術に氣を使うと催眠術を教える教師より上手く早く患者に催眠をかけることが出来るようになる。武術や医術も同じことである。現在医学と言われるものは以前は医術と呼ばれて術としての技能の一つであった。鍼灸鍼灸術と呼ばれていた。全ての人間の活動は氣が源になっている。柔道も合気道も以前は柔術、合気術である。氣功もそのパターンで言い換えると氣術と言わねばならない。武術は特に剣術は体幹を鍛えることが一番の基本である。逆に言えば、体幹を鍛えることは、氣を鍛えることになるだろう。我々尤氏長寿養生功でも訓練のほとんどは体幹を鍛える為の下半身の強化である。下半身を強化すると芸術も、例えば書道、茶道、絵を描いたりすることも体幹を鍛えると上達が早くなって行くであろう。やってみれば、すぐ私の言っていることが理解できるはずだ。