脊髄小脳変性症

難病の脊髄小脳変性症の患者が今日の講習会に参加していた。今日が先回の講習会につぎ、二回目である。驚いた。先回より明らかに歩き方が改善して、基礎訓練をやろうとする意欲が湧いているのだ。そして立禅や座禅もこなしている。最後はジャンプである。車イスに座ってつま先の力で脚を上げてかかとを落とす訓練の後に二人の介添えでジャンプを数十回したのであった。脚が軽くなったと言う。一回目の後に家でする運動を教えてからリハビリの先生にその運動を見せたら、ビックリしていたと言う。脊髄小脳変性症は小脳の運動中枢に障害があって、運動神経が犯され、筋肉の動きをコントロール出来ずに歩くことに障害が出来る。耳の置鍼によって交感神経系に刺激を与えた後に尤氏長寿養生功の瞑想と運動を行なったら今のような改善された状態になった。治療法のない難病とされているのに、耳の置鍼と尤氏長寿養生功でこれだけ改善した。来月の講習会までにはどれだけの改善が見られるのであろう?私は楽しみでならない。難病は東洋医学でも完治せずともそれ以上進行せずに改善できることを証明したい。これはほんの一部である。私の治療経験では、急性の肩痛や腰痛はその場で完治する。慢性化したものはもう少し回数がかかるが完治することは間違いない。勁空勁が出来る人間には百パーセント治ると言い切れる。武術に使える氣は医術にも応用できるのである。まるで原子力エネルギーのように破壊や戦争にも平和利用にも使えるのである。人の心によって氣の使い方は変わる。良い年をして、どっちが強いとか弱いと言っている者は破壊を選び、治療に氣を応用したいと思う者は平和利用を目指す。どちらが人間社会に貢献するかは本人の意思であるが、私は平和利用を選んだ。