ドクター尤老師の写真

本年十二月に私がブログに書き綴った尤氏長寿養生功の医療と武術への応用などをまとめて本にしたものが出版される。その後には私はドクター尤老師と師母の伝記を書きたいと思っている。それには中国に於けるドクター尤老師の写真が必要と思っているのであるが、王向斉老師の写真はいくらでも出てくるが、ドクター尤老師の写真がなかなか見つからない。師母の娘さんが中国に戻っていることが分かり、今連絡を取って見ようとしているが、行方不明となっている。何とか足跡を辿り、住所が判明したならば、中国にも行って貴重な写真を手に入れたい。アメリカでの写真はたくさんあるが、中国での写真は文革でほとんどの資料が破棄されているようである。中国独自の文化である武術文化を破壊した文革は武術の中の師弟関係を封建的奴隷制度であると忌み嫌い、徹底的に糾弾して粉砕したので、大金持ちであったドクター尤老師は格好の攻撃材料となったのだ。写真が見つからないのは、この理由にある。ある程度の写真は手に入れることが出来たが、まだまだ足りない。執念を持って、必ず見つける所存である。楽しくも心がワクワクする捜索である。来年タヒチに住む前に英文仏文の本出版に必要な資料を集めて、タヒチの地で執筆を始める。今年十二月に出版される本はこれまでの氣功の本とは比較にならないほどの出来栄えで、日本の氣功を学ぶ者と鍼灸師や医療従事者の一人に一冊の、バイブルとなるはずである。ドクター尤老師の中国時代の写真とアメリカ時代の写真を合わせれば、ドクター尤老師の足跡が繋がり、一貫した伝記となる。人類の健康と長寿に多大な貢献をした尤氏長寿養生功を一連の本の出版によってドクター尤老師の名前と業績を日本のみならず、世界の人々に弘めて顕彰するのである。何としても成し遂げる。