秋の気配

良い季節になって来た。朝の五時に目が覚めて、瞑想を終えて、これを書いている。虫の音は以前に比べて、ずっと増えて秋の気配の真っ盛りである。夏が終わって、秋が来る。当たり前なものであるが、無常と言うことを考える。全ては移り変わる。同じところには止まらない。仏教の教えの一つで、執着を捨てると幸せになれる。我々現代人はカネに、モノに、人に執着心があって、時には、犯罪を犯してもその執着心を満足させようとする。虫の音の大合唱に無常を感じ、宇宙の絶え間ない運行に想いを馳せる時には私は仏教徒になっているのであろうか?