食、体、想

私が提唱している三身一体の健康と長寿になる秘訣で不可欠の三つの考え方である。食が大切なことは、誰でも知っていることであろう。体と言うことは、正体と言うことであって、左右対象の身体であることを言う。我々は産まれてからこのかた、身体の使い方に癖があり、食べる時も左右どちらかの側の歯で噛む癖がある。寝る時も癖があり、左下、右下、うつ伏せ、などで寝るだろう。また、椅子に座っている時も左右どちらかの脚を組んで座っている者は多いと思う。想念も同じで、怒りがある者、悲しみのある者などの原因が何らかのトラウマがあって、人生を左右するほどに影響を受けている者がいるだろう。このような「歪み」が、病気の原因であると私は考えて、確信している。甘いものが異常に好きな者がなり易い病い、塩辛いものが好きな者がかかり易い病気など、と言えば分かり易いであろう。私の治療経験では、関節炎になる患者は甘いものが好きで、怒りがある、怒りっぽい人は肝臓の病気になり易い。歪みのある食生活、歪みのある身体、歪みのある想念、すなわち、歪食、歪体、歪想、を正食、正体、正想、に変える努力をすることが健康長寿になる秘訣であることを私は提唱する。この三つのうち、一つを正しくするだけでも、いっぺんに病いが治る場合もある。食に問題がある者、身体に歪みがある者、想念に癖が強い者にアドバイスを与えて歪みを取ってあげると、病氣は軽快する。人によって、さまざまなこの三つのコンビネーションがあって、複雑に絡み合っているのであるが、尤氏長寿養生功の立禅、座禅を行ない、身体を正体にすることによって健康体にするシステムを、私が移住する龍神村で設立する太田氣功道場と太田式正体院で集まる日本人と外国人に提供して健康体にする。山奥の山林の澄んだ空気の中での瞑想は精神を清浄にして正食正体正想念の三身一体の身体を作る。私がアメリカにいた時もずっと頭の中にあって、いつか実現したいと思っていた理想の生活である。それがすぐ近くに日本一の温泉もある。最良最強の環境と言えようか?この地で最高の氣功武術である、尤氏長寿養生功の教授を行ない、日本全国、全世界から道場生を集める。