痛みの意味

太田式氣功整体の終了証明書を得て、開業する者は患者を取って収入を得て氣を習得する資金源にして幸せになってもらいたいと太田式氣功整体講習会を十一月から開催しようとしている訳なのだが、重篤な患者と救急な患者は対象外であって、主に鍼灸で取り扱っている痛みのある患者に絞られることであろう。特に骨格の歪みから来ている原因の痛みは即時に解決する。痛みの意味について説明しようと思う。痛みのあることはありがたいものである。痛みが無い者は骨が折れていても気づかない。慢性化した病氣でも痛みが伴うのが普通だが、痛みの無い重篤な病氣もある。痛みは東洋医学によれば、気血の結滞によるものであるとしている。だから、気血の流れを良くして気の流れが経脈の中で通り易くなれば痛みは消失するものである。痛みは身体の異常を最初に身体がサインを出して知らせていると言うことになる。病氣は氣が病んでいると書くのだが、どんな病氣も氣が正常に動いてない状態が病氣の最初であるから、その時点で痛みを消して置けば、その後に大きな病氣とはならないものであると言って良い。つまり、将来大きな病氣になるのを防いでいると言えるだろう。東洋医学の上位にいる医師である上医は未病を治すと言う。痛みを消すということは意味のあることなのである。であるから、太田式氣功整体で痛みを消失させることは東洋医学的には未病を治していると言うことになる。社会的にも医学的にも立派な役目を果たしたていると言えよう。患者の痛みを消して、痛みを放って置けば、重篤な病氣へと変化する可能性がある。未病を治していることになるだろう。