氣功と体温

病体の中の患部では気血が流れていない為に患部の温度、体温は患部外の温度よりも低くなっている。気血が結滞しているので、痛みが出たり、筋肉が硬直したりしてさまざまな症状が起こるのである。そこで氣功を行なった時には、氣を患部に照射すると氣は血を引っ張る性質がある故に血が患部に集まるようになって、気血が流れることで、患部の温度が上がるのである。医学的にも氣功を行なった直後に患部の温度が二度ほど上がることが証明されている。氣功が医療的効果があることは社会一般の共通認識と今ではなっているのだ。尤氏長寿養生功は基本功が意拳の基礎訓練なので、ちょっとした何気ない型の運動で汗をかくほどなもので体温がすぐ上がり、患部どころか、身体全身の体温が上がるのである。体温が一、二度上がるとさまざまな病氣が治ることはすでに知られている。医学的な常識となっている。私が治療した国指定の患者は、身体がいつも冷えていると訴えていた。私の氣功整体の治療を受けて体温が上がったので患部に気血が流れるようになって、脚の筋肉が動くようになった。腕も高く上がるようになったことは明らかである。