難病ジストニア

ジストニアと言う難病があって、英語ではDystoniaと書くのであるが、国指定の難病とされている。原因不明の神経性の脳障害で、主に背中側に筋緊張が激しく歩く時に背中が反ってしまう病気である。国の難病指定を受けている。来年冬にタヒチで治療をする予定になっている。筋緊張があって、機能性に問題がある病いには耳のツボに置鍼をして自立神経に刺激を与えて氣功整体で筋緊張を緩解すると筋肉がリラックスして歩き易くなるものである。アメリカで、大学病院で見放された、原因不明で歩けなくなった患者を初回の治療の一回で、また歩き始めて六回の治療で完治させた経験がある。ビッコを引いて私の診療所を訪れた女性の患者が言うことには、原因が不明だから治療を断られたと言う。何回もこの原因は何ですか?と聞くので、東洋医学では、どんな病いも氣の巡りが悪くなっている、と考えるので、詰まっている邪気を流しましょうと言って治療が始まる。十五分ほどして、立ってください、と言うとスタスタ歩き、正座して立ち上がった。即治した。原因は何だったんでしょう?とまた聞くから、氣が流れてなかったんでしょうねと言って、訳も分からずにこの患者は帰宅した。この日から海岸の近くに住んでいたこの患者は歩くのが好きだと言っていたので、砂浜を裸足で歩くように言うと、毎日砂浜をウオーキングをして完治した。原因の分からない難病は、氣が結滞して正氣が流れていないことが多いので、氣の巡りを良くして気血の流れを改善すると完治する場合がある。氣が関係しているので、目には見えない。西洋医学では、検査しても、数値や画像では氣を探知測定出来ないのは当然である。