側湾症

私の姉が圧迫骨折してから背骨が極端に曲がって、今では形のおかしな側湾症になっている。整形外科に行っても、リハビリに一年通っても何も改善しなかったものを私が治療を引き受けてから3回くらいの治療でかなり改善した。フラフラヨロヨロ歩いていたが、歩幅が大きくなり、イスからの立ち上がりが楽に早く立ち上がることができるようになった。曲がりのひどかった側湾症は改善して七十度ほどの角度で曲がっていた背骨が五十度くらいに戻り、親戚のみんなから随分と良くなった、と励まされている。西洋医学鍼灸でも側湾症の治療は難しく、即効性の治療法はない。ところが、私は側湾症の治療はアメリカには居た時から治療が得意で積極的に側湾症の患者を引き受けていた。この治療法を太田式氣功整体にも活かしているので、私が姉の背骨の曲がりを治すことには自信があった。一回目から効果があって歩くスピードが速くなる。曲がりは時間がかかると思っていたが、3回目から曲がりは急に改善されて来た。今日も治療したのであるが、さらに改善しようと背骨をまっすぐにする特殊なストレッチに時間をかけて指導する。歳のせいか、覚えが悪い。運動神経が悪くなっている。このストレッチ体操を毎日3セットすれば更に改善して背骨がまっすぐになって来るはずである。このストレッチ体操で幾人もの側湾症患者を改善させたのである。アメリカでは高校生以下の子どもたちに側湾症が多かった。生活様式と白砂糖の取りすぎなどで骨が弱くなっているようである。その他にも低血糖症の障害のある患者は多かった。小学生が生意気で感情的になるどうしようもない子どもたちにも学校で武道の講義を引き受けたことがあった。低血糖症になったアメリカ人は攻撃性が出て来るのである。社会問題になるほど食と病いに関係があることを知ったのは私が中医の免許を取るずっと前であった。日本でもコンビニでスイーツを朝メシにしている若い女性がいることを私は懸念している。甘いものばかり取ると骨の骨密度に影響して私の姉のように圧迫骨折して背骨が曲がることが増えるだろう。血糖値を急激に上げるのは、最近のベストドクターと呼ばれるアメリカの医師が病気の原因である、と言っている。日本の和食を称賛してテレビや本で紹介される日本食アメリカでは大ブームになり、ハリウッドのスターも和食のファンとなっている。私の姉もいつでも甘いものばかり食べている。次回は食事、甘いものを禁止させよう。