夢と私利私欲

考えても見よ。人一人が寝るにはどれほどの広さが必要か?空腹を満たすにどれほどの食物が要るか?飲み物は?衣服は?車はどんな?と考えれば、一人生きることにはカネとものはかからないのに必要以上のカネとモノを欲しがることは我欲貪欲というものであろう。夢や大志を抱いている者は私利私欲を断ち切らねばならない。夢が私利私欲であるならその夢も実現出来ないはずである。今まで私の道場に出現した者たちの大義名分は何であったろうか?大義名分の無い夢は、夢と言ってもカネを持ち高級車を乗り回して高級アパートに住むことが夢であったと思われる。しかも自分がまっとうに訓練して得た本当の力では無く、私から奪うように持ち去った知的財産であるワザや瞑想法であった。