Hypoglycemia 低血糖症

低血糖症は厄介で面倒な病気で、特に若い女性に知っておいてもらいたいと思う。これは誰にでもかかる病気で低血糖症になるとさまざまな症状を引き起こすことになるので、覚えてもらいたい。血糖値をコントロールできなくなって血糖値が高くなり糖尿病になるのは誰でも知っていることだろう。hypoglycemia,低血糖症は糖尿病予備軍と言って良い誰もがなってしまう病気で、アメリカの医師たちが知っていて早いうちに治しておきたい病気として捉えられている。甘いもの、特に白砂糖を摂ることの多かったアメリカ人がこの低血糖症にかかり、若い女性が生理不順を引き起こして精神が不安定になって犯罪を犯してしまう原因となっていたことは長いあいだ知られていなかった。アメリカ人に糖尿病患者がたくさんいることと関係がある。空腹時に甘いものを摂ると血糖値が急激に上がり、その血糖値を下げる為にインシュリンやアドレナリンが大量に放出される生活を続けているうちにインシュリンが枯渇して糖尿病になってしまう。また、アドレナリンが大量に放出される為、攻撃的になって怒りがすぐに爆発してコルチゾールも増えてうつ病になったりする。万引きする者も出て来る。さまざまな症状になる。治療法は一つしか無い。甘いものの摂取を止めて、血糖値を急激に上げない食物、例えば玄米などの穀米を食べて血糖値を安定させることで低血糖症が治り、生理痛や生理不順などの若い女性特有の病気が治るのである。もちろん身体の歪みも同時に正さねばならない。アメリカの小学校に武術の講師として講義をしたことがあった。七十年代の頃だったから、甘いものを摂る児童は落ち着きが無く、性格は攻撃的で教室を動き回る。いわゆる問題児が多かった。朝ごはんは甘いパンケーキに甘い蜜やジャムを塗る。おやつも菓子パンなどが多い。中高生になると生理不順や生理痛になってクスリを飲んで症状がますます複雑になって行く。いつの間にか糖尿病予備軍になって、糖尿病の宣告を受ける。手遅れになった者は足指の切断手術や失明することもある。実に怖い病気であるが痛みも自覚症状も無いから気づいた時には手遅れとなることが多い。甘いものを毎日朝メシ代わりに食べている若い女性はこれを読んだら、甘いものを敢然としてやめて、穀食に変えるべきである。便秘は治り、翌月から生理痛と生理不順が治るだろう。生理が無くなる者もいる。何気ない食生活をダラダラと漫然と繰り返している者達は毎日の食生活を見直して白い砂糖や甘いものを極力排除する努力が必要である。不妊症に悩む女性もまず、生理痛と生理不順を治すことが、クスリを飲む前にしなければならない大切なことである。